ヘルペスは再発しやすい病気です。予防するには身体の免疫力を維持することが重要になります。
この記事では、ヘルペスの再発予防について解説します。
ヘルペス再発予防には抵抗力の維持が重要

ヘルペスの再発を予防するためには、身体の抵抗力を維持することが重要です。
ヘルペスは一度感染すると体内に一生残り続けます。治療薬を使えば症状を抑えることはできますが、身体の中から原因となるウイルスを取り除くことはできないのです。
体内のヘルペスウイルスは、身体が本来持つ抵抗力によって抑え込まれて、普段は症状があらわれることはありません。
しかしストレスや疲れによって抵抗力が弱くなってしまうと、ウイルスの働きが活発になり、ヘルペスが再発してしまうのです。
身体の抵抗力が下がるとヘルペスだけではなく、風邪などの多くの感染症のが起こりやすくなります。
ストレスや疲れをためないようにするためには、食事と睡眠、そして運動が大切になってきます。
食事
ビタミンやミネラルは健康な身体を作るためには必要不可欠なもので、抵抗力の向上のためにも欠かすことはできません。ビタミン、ミネラルは野菜に多く含まれているので、積極的に摂るようにしましょう。
仕事の付き合いで外食をする機会が多い人は、肉や脂っこいもの、炭水化物などを中心にした食事が多く、野菜の摂取量が不足していることが考えられます。
睡眠
睡眠が不足していると抵抗力が落ちるので注意が必要です。ヘルペスの再発を予防するためには、しっかりと睡眠をとることが大切だといえます。
睡眠不足の人の白血球からは、抵抗力が低下している時に分泌される顆粒球という物質が含まれていたというデータや、睡眠不足の人は感染症にかかりやすいというデータもあります。
運動
運動も欠かすことはできない要素の一つです。
運動で身体を動かすと血液の循環が良くなり、身体の中の抵抗力の元ともいえるナチュラルキラー細胞の働きが活発化します。
ナチュラルキラー細胞には、ヘルペスやその他の感染症の原因となるウイルスや細菌の活動を抑える働きがあります。
抵抗力を向上させるためにはウォーキングやジョギング、水泳などの軽度の有酸素運動を行うのが有効だといわれています。
オーバーワークには注意が必要です。きつすぎる運動を取り入れたことで筋肉痛などを起こしてしまうと、抵抗力を逆に低下させてしまうこともわかっています。
成分を意識した食生活も大事

どれだけ気を付けていても、ストレス社会の現代の日本では、自分でも気づかないうちにストレスや疲れは溜まってしまいます。
そこで気を付けたいのが、アルギニンとリジンという2つの成分の摂取量です。
アルギニンとリジンは必須アミノ酸の一種で、細菌やウイルスに対する抵抗力を高める働きがあります。
アルギニンとリジンはサプリメントを利用することも可能ですが、毎日の食生活に気を付けることも大切です。
リジンは牛肉や豚肉、魚類、チーズなどの乳製品に含まれていますので、一般的な食生活を送っていれば不足することは無いでしょう。
これらの成分は摂りすぎに注意が必要です。特定の必須アミノ酸だけを摂りすぎ、他の必須アミノ酸とのバランスが崩れると、働きが弱くなってしまいます。
大豆や玄米、落花生、くるみなどはアルギニンが多く含まれています。食べすぎに注意しましょう。
ビタミンやミネラル、アルギニンとリジンの摂取量に注意した食生活を送ることが、ヘルペスの発症を防ぐためには重要なポイントです。
それでももし再発してしまった時の為に
どれだけ注意していても、睡眠不足や食生活は、仕事やプライベートの状況によっては乱れてしまいがち。そんな中で、いきなりヘルペスが再発してしまう事もあるでしょう。
そんな不測の事態に備えて、ヘルペスの治療薬を購入しておきましょう。
ヘルペスの治療薬としては、抗ウイルス薬を用います。主な治療薬のひとつがゾビラックスです。
ゾビラックスは、世界初のヘルペス治療薬です。アシクロビルを主成分とし、さまざまなヘルペス治療に用いられています。ヘルペスウイルスの遺伝子に効果を発揮し、ウイルスの増殖を抑えるのです。
ゾビラックスは、通常は病院で処方されないと購入できませんが、海外から通販する場合(個人輸入代行サイト)は、医師の処方箋がなくても購入可能です。
ヘルペスが再発してしまった時の為に、ゾビラックスを予め備蓄しておきましょう。